2020年4月より同一労働同一賃金制度がスタート致します。
この制度は一体どんなことか?またどんなことが起こるのか?不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
この制度について少しかいつまんで説明致します。
まず、政府が進める一連の「働き方改革」の中で特に注目されているものの一つの中に、正社員と派遣社員との間の“不合理な待遇の格差”をなくすための「同一労働同一賃金」制度があります。
「正社員と同じ仕事をしているのに処遇に差があるのは納得いかない」「正社員と同じ福利厚生施設を利用したい」など、正社員と派遣労働者の格差をなくし、不公平感がなくなるようにする制度です。
基本的には派遣会社と労働者が協議し、派遣先の正社員との平均賃金を同一労働同一賃金を図ります。
(詳しくは厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077386_00001.html参照下さい)
なかなか難しく理解しずらい内容ですが、派遣社員の方にはメリットが多くある制度となりそうです。
しかしその一方で、派遣先の派遣コストがあがり契約更新が難しくなったり、派遣元の採算が合わず派遣事業の撤退なども考えられ、メリットばかりともいえません。
派遣労働者のスキルアップも必要となり、派遣労働者の生活を大きく混乱させるものになる可能性もありえます。
何にせよ4月より施工されるこの制度。
知りませんでしたでは済まされませんので、一度厚生労働省のサイトをよく読み今後について内容を精査して下さい。
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